ファンダメンタル分析とテクニカル分析?

株式投資や為替取引(FXなど)を行う時の分析手法として、大きく2つのタイプがあります。

①ファンダメンタル分析

②テクニカル分析

よくこの2つは、全く別のタイプの投資分析法として考えられています。

①ファンダメンタル分析は、バリュー投資やグロース投資といった長期的な視点での投資の分析方法として使われているとされ。

対して、②テクニカル分析は、トレンドフォローとか逆張りといった、比較的短期的な視点での分析手法だと言われています。

どちらを使った方がいいのかという議論になることもありますが、実際には、それぞれの分析する視点が違っているだけであって、どちらが良くてどちらが悪いといったものではありません。

ファンダメンタル分析は、景気の循環、企業の事業内容や事業戦略といったものから、将来の価値に目を向けるという分析法です。

なので短期的な価格の動きに惑わされることなく、数年、数十年という単位の先を見据えた投資になることが多くなります。

しかし、将来の予想なんてそんな簡単に当たる話ではありません。

もし正しい予想ができなかったときには、数年単位の投資期間が無駄だったなんてことになる可能性だってある方法と言えます。

対してテクニカル分析は、チャートの形状から、その後の値動きの予測をするといったものです。

ですので、数年後や数十年後を予測するよりも、数分先や数日先といった短期的な予測に使われることがほとんどです。

ファンダメンタル分析派の中には、相場の動きはランダムなのだからチャートから今後の動きを分析するなんて不可能だという人もいます。

しかし、テクニカル分析が分析しているのは、市場の中にある人の心理的な部分を分析している感じになります。

例えば、「10日連続で上昇すれば、そろそろ下落するのではないか?」と考える人が多くなるだろうという想像のもとに、「明日(10日連続で上昇した次の日)の価格は下落する確率が高い」とかんがえるといった感じです。(これを「サイコロジカル分析」と言います。実際は、ただ当てずっぽうに想像しているだけでなく、過去の値動きのデータなどから傾向を見つけていたりするケースが多いようです。)

しかし、人の心と同じように、中々想像したようには動いてくれません。

ここまででなんとなく気が付いたかと思いますが、ファンダメンタル分析は価値という部分にフォーカスし、テクニカル分析は値動きに表れる心理にフォーカスしているという事です。

見ているところが違うわけです。

だからどっちが良いか悪いかを議論したところで結論はでないわけです。

そうなると、後は使う人の考え、手法、性格などに合わせてどちらを使うか?又は両方とも駆使して使っていくかといった感じになるのかなと思います。

さらに、そんな分析自体必要ないという意見もあります。

それが、俗にいうインデックスファンドの定期積立という手法になってきているわけですね。

結論から言えば、どんな方法を取るにしても、メリットもあればデメリットもあり、これが最善というものはないと言っても全然間違っていないと思っています。

結局自分流の投資法を見つけて、その方法をコツコツと繰り返し続けていくことができる事が一番大切なことだと考えています。(まぁその方法自体に勝てる要素がないとダメですが・・・。)

そしてどれが良いか、どれが自分に向いているか、それを探すのも、また投資の面白さだと思います。

㈱あせっとびるだーず

資産形成のサポートに特化した独立系FP会社 投資や資産運用の相談及びコンサルティング、投資の家庭教師及び投資スクール、資産運用情報サイトの運営や投資情報サイトへの執筆活動などを行っています。

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